Lo-Fi Life

世の中を本質的に楽しむことをテーマにしてるサラリーマンのブログ。

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あれだけ嫌いだったヒップホップをこんなに好きになるなんて Ep.0

 

2018/09/10

 

1.嫌いだったヒップホップ

こんにちは!Ichigoh(いちごう)です!

タイトルにある通り、僕は25歳になるまで

ヒップホップというジャンルが嫌いだった。

 

自分がバンドでドラムを叩いていたこともあって、

音楽を聴くことは好きなのだが、ヒップホップは受け付けなかった。

 

英語のヒップホップは何言ってるかわからないし、

とにかく汚い言葉がいっぱい出てくる。

 

日本語のヒップホップは非常にダサく感じた。

リリックの内容もよくわからないし、

とにかくひたすらイキってる、という感想しかなかった。

 

「ダサい無能がイキってる」という感じ。

 

さらにヒップホップの人々そのものが

非常に浅はかな人々に見えた。

(実際は僕自身が浅はかだった)

 

僕にとってヒップホップは

犯罪、悪口、暴力、とにかくネガティブな存在だった。

 

 

2. ラップバトルというものを知る

僕が22歳の時、2015年にフリーズタイルダンジョンという
ラップバトルの番組が始まった。

当初は全然しらなかったのだが、バイト先の後輩に

Ichigohさん、ラップまじアツいっす」
フリースタイルダンジョン観てください!」

「彼ら超頭良くてクールっす!!」

と、会うたびに言ってくるようになったので、

 

流石の僕も観て見ることにした。

一気に10話分ほど見たのだが、感想としては、
「え、思ってるよりショボ」

「『俺がぶちかます』とかバトル中にいうんじゃなくて行動したまえよ。」

と、かなり冷めた感想だった。

 

しかしどういうわけか、

そのまま20話ぐらいまでフリースタイルダンジョンを観た。

 

そこで、

「他のラッパーはともかくR-指定という人だけやたらとかっこいいな」

と思い始めた。ラップというものに興味が湧き始めたのである。

 

3.ヒップホップってなんだ?と思い始める

ヒップホップってダンスにもあるよね?結局なんなんだ?

と気になり始め、

ついにヒップホップの4大要素、DJ、ブレイキン、ラップ、グラフィティー

というものを知る。

 

「お、なんかわからんが、全体的にほんのり興味あるぞ、

俺ってヒップホップ好きなのか?いやいやいやいやそんなばかな」

 

すでにヒップホップアンテナが立ち始めている。

 

4.ストレイトアウタコンプトン

フリーズタイルダンジョンを観て2年ほど経った頃だろうか?

ストレイトアウタコンプトンというN.W.Aの映画を偶然発見した。

とりあえず、Dr.dreという名前を知っていたので、

興味本位で鑑賞。

 

「アツい!!!」

 

自分の魂が震えるのを感じた。

今までに感じたことのない衝撃。

心臓のあたりからジェット機が飛び出し

自分の耳を轟音がつんざくような衝撃だった。

 

「なんてロックなんだ!!」

(※自分の中の表現がこれしかなかった)

 

とにかく、

僕のプレイリストに初めてヒップホップが追加された。

N.W.Aの「F**k the police」という曲だ。

ちょうどこの頃筋トレを始めて、
F**k the police‼︎」とベンチプレスを挙げたものだ。

 

5.井上ジョーが語るエミネムの凄さ

僕はYouTube中毒で、暇な時間はだいたいYouTubeを見ている。

僕が大好きなバンドSlipKnoTの動画を見ていたら関連で

井上ジョーの動画が出てきて彼のSlipKnoTについて語る動画が素晴らしかった。

 

そしてここで、彼がエミネムについて語る動画に出会うのである。

 

Lose Yourselfを例にエミネムのすごさについて語っているのだが、

「ふむふむ」

「ほー」

「確かにうまいな」

「カッケェな」

「アツい」

「なんてロックなんだ!!」

(※自分の中の表現がこれしかなかった)

 

と、プレイリストにエミネムが入る。

この頃、僕はYouTubeチャンネルを始め、

丁度アンチにいたぶられていた。

そこにエミネムLose YourselfNot Afraidにはまり、

アンチが怖くなくなった。

 

この時すでにヒップホップに力をもらっていたのだ。

 

6.友人を巻き込む

しばらく、洋楽のヒップホップと

R-指定のCreepy nutsというグループの曲だけ聞いていた。

 

そんな最中、大学時代一緒にバンドをしていた友人に

ストレイトアウタコンプトンを勧めるために

一緒にこの映画を鑑賞した。

 

ついに人にヒップホップを薦め始めたのだ。

 

7.自分がやりたかったことがわかる

僕はずっとベイビー・ドライバーのベイビーがやっていたような
作曲をしたいと思っていたのだが、あの技法の名前がわからず

なんと調べたら知れるのかがわからなかったので諦めていたが、
またもやYouTubeでたまたまビートメイク(トラックメイク)というものを知り

「これだこれだこれだこれだ!!!!!」と大興奮し、

ついに気づく。

自分が『潜在的ヒップホップ大好きマン』だ、ということに。

 

8.このブログを書き始めるきっかけ

ヒップホップが好きなことはわかったが、

ヒップホップってなんなのだ?を知る方法が非常に難しく思えた。

雲をつかむような感じというか、

とにかく掴もうにもつかめない情報という感じがした。

YouTubeでヒップホップと検索して、

rhymestarZeebraの存在を知る程度であった。

 

そこで書店へ足を運び、ヒップホップジェネレーションという本を買った。

 

めちゃくちゃ分厚い本で、文字も小さい。

ワクワクしながら100ページほど読んだ時に気づいた。

 

「地名やら人名が多すぎて何言ってんだかわからん」

「ストーリーがつかめん」

「頭に残らん」

「手がつけられん」

 

そう。曲作り等も含め
ヒップホップは全体的に初心者が首を突っ込みにくいのだ。

 

そういうわけで、

僕はヒップホップ初心者がヒップホップについて

知っていく過程を起こそうとこのブログを始めた。